【UD】点字ブロック

歩道に敷設された点字ブロックが、都道と交わる交差点で途絶え、その先のバス停にたどり着くまで数百メートル間の不安、さらに途中で桜の木の幹周辺の土が減って穴のようになり足が落ちて危険、といった不具合についてご相談いただいていましたが、このほど補修・設置が完了しました。 

樹木周辺の土の減りによる凹みは埋めればいいのですぐに対応いただきましたが、

点字ブロックの敷設はそれなりの工事が伴うので、工事費確保とともに施工に時間もかかります。

春頃にいただいていた要望ですが年度末を控えたこの年頭に工事が入り、何よりありがたいです。

1973年に視覚障害者誘導用ブロックの敷設が国で定められて以来45年、今や設置があたりまえの通行環境が整ってきました。ただ、すべての歩行空間に途絶えることなくブロックが設置されているわけではなく、また既に設置されていたとしても適材適所の敷設になっていないところも多々あるので、肝心な利用者にとってまだまだ十分と言えるものではありません。


今後優先的に取り組むべき点として、

1)危険な地点への敷設(安全性の確保)

2)多くの人が利用する公共交通機関〜移動空間〜建物の「間」がストレスなく「つながる」ことでスムーズに移動できるための敷設(利便性の向上)

の2点を挙げたいと思います。


1点目として、道路の点字ブロックには、進行のための「誘導ブロック」、停止を促す「警告ブロック」のほか、横断歩道上の「エスコートゾーン」があります。このエスコートゾーンの設置は歩道上の点字ブロックと比べると設置されているところはまだまだ少ないようで、音声機能のついた信号機とともにもっと普及が必要です。この場所もありません。


2点目のわかりやすい事例としては、駅から民間ビルの上階にある公共施設へ移動したい場合、駅構内から点字ブロックを頼りに自由通路を通ってビルに入ると、ビル内にはブロックがなくエレベーターの位置がわからない、といったケースです。


設置にあたっては、国の「道路の移動等円滑化整備ガイドライン」ももちろんですが、より適材適所であるためには行政や業者等の経験則だけでなく、当事者の経験に基づく声からの整備が望ましいと考えます。今回の紅葉丘での要望はまさにその2点に当てはまる事例と思い、今回取り上げました。

また、当事者の声を生かすという点に加え、今後さらなる普及を進めるためには、もっと設置が容易で安価、また色褪せにくい素材の開発が進むことを望みます。


駅や施設のバリアフリー/ユニバーサルデザインについてはまたの機会に。

バリアフリーといえば、1月14日の読売朝刊1面に「狭い歩道 無電柱化」が掲載されました。


#点字ブロック #ユニバーサルデザイン #UD #バリアフリー

西村りくのブログ 2018

府中のまちとくらしをデザインする 市議会議員 西村りく

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